【5/16】「核兵器禁止条約」交渉会議 報告会 & 解説 “核兵器廃絶”への歩み

5月16日(火)午後6時から弁護士館(5階508ABC)で、核兵器禁止条約交渉議の報告の&解説の会を実施します。核兵器廃絶日本NGO連絡会とヒバクシャ国際署名連絡の共催という形です。詳細は以下のチラシの通りで、事前申し込みをお願いしています(こちらから)。Facebookページはこちら


NPTウィーン報告②「核禁止条約はNPTを損なう」のか

ウィーンで開催されている2020年核不拡散条約(NPT)再検討会議第1回準備委員会の報告、第二弾は創価学会の河合公明さんによるものです。
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「この議場には大きな象がいる。禁止条約という象が」(an elephant in the room:大きな存在に見て見ぬ振りをする意)。ウィーンでは、5月2日からNPT再検討会議準備委員会が行われています。その会議に参加する中で耳にした言葉です。

3月にニューヨークの国連本部でスタートした核兵器禁止条約交渉。核保有国とほとんどの核兵器依存国が欠席し、非保有国とのアプローチの違いが浮き彫りになる中、保有国と依存国が参加するNPT準備委員会では、どのような議論が展開されるのか。その点に深い関心を持って議論を見守っていました。

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NPTウィーン報告①NGO発言―朝鮮半島:危機から対話・軍縮へ


5月2日(火)から12日(金)にかけて、2020年核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けた第1回準備委員会がオーストリアのウィーンで開かれています。会議の様子は長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)のブログで紹介されているほか、会議の文書は国連のウェブサイトやNGO「リーチング・クリティカル・ウィル」のサイトにも掲載されています(英語)。ここでは、核兵器廃絶日本NGO連絡会に参加するNGOメンバーによる報告を随時掲載していきます。第一報は、初日と2日目の様子について、ピースデポの山口大輔さんからの報告です。山口さんは、2日目のNGO発言の枠の中で「北東アジアにおける核の脅威低減と軍縮」というテーマで発言されました。

NPT準備委員会(ウィーン)報告 第1日、第2日

(第1日)
5月2日(火)午前10時、2020年核不拡散条約再検討会議第1回準備委員会の全体会が時間通りに開会された。議場には座席が足りず、立ち見の参加者も大勢みられる。日本人にとっては残念なことに昨日就任した中満泉国連軍縮上級代表の到着は来週になることが告げられた。

議長から開会の辞が述べられる。NPTは国家の憲法と同様に継続的なメンテナンスと強化が必要である、我々外交官は(交渉の)障害物を乗り越えねばならない、違いを強調するのではなく達成するべき目標に向かって参考となる過去の1995年、2000年、2010年NPT会議の合意がある、等々が述べられた。

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核兵器を禁止するための国連会議に被爆者を派遣したい!クラウドファンディングにご協力ください

ヒバクシャ国際署名連絡会では、核兵器禁止条約交渉会議の第二会期(6月15日~7月7日)に被爆者を派遣するためのクラウドファンディングを呼びかけています。5月29日までに100万円を集めようという目標です。ぜひご協力ください!

クラウドファンディング:核兵器を禁止するための国連会議に被爆者を派遣したい!

日印原子力協定 国会承認 反対キャンペーン

核武装国・インドへの原発輸出に道を開く「日印原子力協定」 。昨年11月の日本・インド両政府による署名に続き、衆議院で承認案を審議中です。
2度も核実験を強行し、核不拡散に背を向けるインドに、福島事故の収束もできない日本が原発を輸出するなど、もってのほかです。
インドの人びとは抗議の声を上げ続けています。今こそ政府・国会に「承認・批准反対」の声をあげていきましょう。

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5/12(金)日印原子力協定の否決・廃案を求める国会行動
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ニューヨーク報告③見えてきた条約の姿――交渉会議閉幕時(7/7)に成案採択へ

市民社会として発言する豪州の核実験被害者スー・コールマン・ヘイゼルダインさん(左)と広島の被爆者サーロー節子さん

核兵器禁止条約交渉会議の3月会期は3月31日午後(日本時間4月1日未明)、熱気に満ちた5日間の日程を終えました。
2日目(3/28)の午後から最終日にかけ、条約の「目的・前文」(トピック1)、「禁止事項」(トピック2)、「制度上の取り決め・その他」(トピック3)と項目を分けて、政府代表と市民社会から具体的な提案や意見表明がなされました。トピック2について予定より早く発言が終わったことから、4日目(3/30)には急きょ、トピック1と2について非政府の専門家パネリストを交えた自由討議が行われました。参加者が予め用意した演説を順番に行う通常のスタイルと異なり、その場で生の意見交換がされるのは、国連の公式の会議としては珍しいと聞きました。
参加者、特に政府代表の発言は、どのような内容を条約に盛り込むかに関するきわめて具体的なものが多くありました。禁止条約について、より自由な観点から幅広い意見交換がされていた昨年のジュネーブでの国連作業部会や、国連総会第1委員会の時に比べると、議論の性質が明らかに異なっており、「いよいよ条約の実際の姿が見えてきた」という印象を強く持ちました。
議論の具体的内容については、例えば長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)の中村桂子准教授によるブログに詳報されています。ここでは全体を振り返っての感想をいくつか、拙いながら思いつくままに書いてみます。なお、以下はあくまで筆者個人の感想であり所属団体の見解を示すものではありません。

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ニューヨーク報告②市民社会のプレゼンテーション

(第二報は、日本原水協の土田弥生さんから)
日本原水協の土田です。交渉会議の2日目、NGOのプレゼンテーションの枠で発言することができました。サーロー節子さんの胸を打つ証言と禁止条約への強い思いが込められた発言の後、オーストラリアの核被害者の発言が続き、3番目に発言しました。被爆者の思いと重ねられ、私の発言も良く受け止められたと思っています。以下が発言です。

2日目以降欠席している日本の席上には折り鶴が置かれた

 

 

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ニューヨーク報告① 核兵器禁止条約交渉 被爆者が冒頭発言、日本政府は「不参加」表明

3月27日にニューヨーク国連本部で始まった核兵器禁止条約の交渉会議の様子について、現地で会議に参加している日本のNGOの観点からのレポートをお送りしていきます。まずは第一弾。

核兵器禁止条約交渉会議のオープニングで発言する日本被団協の藤森俊希事務局次長

【会議第1日】
3月27日午前10時15分より、国連総会議場で核兵器禁止条約交渉会議会議が開幕しました。オープニングでは、最初に議長を務めるコスタリカのホワイト大使が挨拶。参加国の信託に応え、対立でなく対話をもって、全力を尽くして任務を全うしたいと述べました。

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核兵器禁止条約交渉への参加と積極的な貢献を-日本政府に要請しました

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2月10日、核兵器廃絶日本NGO連絡会に参加する13団体17名が外務省を訪問し、来月国連で始まる核兵器禁止条約交渉に日本が参加し積極的に貢献することを求める要請を武井俊輔外務大臣政務官に対して行いました(要請書はこちら。NGO側の参加者一覧はこちら)。

要請書は、核兵器禁止条約交渉の開始は「核兵器廃絶への扉を開く歴史的な出来事」であるとした上で、日本が条約交渉に参加することを「公式に表明すること」と、核の非人道性に対する認識を土台に「核兵器廃絶を導く禁止条約を早期に締結することに積極的に貢献すること」を求めています。NGO連絡会の共同世話人である田中煕巳日本被団協事務局長が要請書を武井政務官に手渡しました。

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