国連作業部会の議長草案、「過半数の国が核兵器禁止条約の2017年交渉開始を求める」

作業部会のタニ議長(タイ、左)とICANのベアトリス・フィン事務局長

作業部会のタニ議長(タイ、左)とICANのベアトリス・フィン事務局長

核兵器のない世界のための法的措置を議論する国連作業部会のタニ議長は、7月28日、最終報告書の草案(ゼロ・ドラフト)を発表しました。草案は、「過半数の国は、核兵器をその完全廃絶に向けて禁止する法的拘束力ある文書を交渉する、すべての国と国際機関、市民社会に開かれた会議を国連総会の下で2017年に開催することを支持している」(第59節)と明記しています。今後ジュネーブでこの草案に対する各国の意見表明が行われ、交渉の後に8月19日に最終文書が採択されることになります。

議長草案(ゼロ・ドラフト)の全文はこちら。議長の手紙(7月28日付)はこちら。(いずれも国連作業部会のウェブサイトから)

今後の流れ(暫定-7月7日付の議長の説明による)
●第3会期は8月5日午前10時にパレ・デ・ナシオン会議室19(これまでの会期と同じ会場)で開会。
●8月5日午前中は、まずゼロ・ドラフト全般についての意見交換。続いて第1次審議(first reading)を開始。午後は引き続き第1次審議(first reading)を行う。
●必要があれば、8月8,9日(それぞれ午後のみ)に非公式会合を行い、第1次審議(first reading)を終える。非公式会合なので通訳はなし。
●8月16日午後と17日午後に再度集まって報告書(report)の仕上げ。
●8月19日が会期最終日。ここで最終的な詰めの作業を行い、報告書を採択する。

関連報道
2016.7.30 毎日新聞(広島版) 平和首長会議 核禁止条約議論、作業部会を支持

2016.7.30 中国新聞 国連作業部会、書簡で後押し 平和首長会議

2016.7.30 朝日新聞 「17年交渉開始、大多数支持」 核の法的禁止、素案判明 国連部会

2016.7.29 NHK広島 核廃絶への法的措置 報告書案

関連NGOイベント・アクション
2016.8.6 【広島】 ヒバクシャ国際署名 8/6 in Hiroshima (ヒバクシャ国際署名連絡会)
(17:30-記者会見、18:00-イベント 広島体育館グリーンアリーナの「大会議室」)

2016.8.5 【長崎】 「核のない世界へ ナガサキから」 (ピースボート)
(17:45受付、18:30-イベント 長崎水辺の森公園 出島岸壁 オーシャンドリーム号船内 8/2までに要事前予約

2016.8.3 【東京】 世界宗教者平和会議(WCRP)軍縮公開シンポジウム~国際司法裁判所(ICJ)勧告的意見20周年によせて~ (WCRP日本委員会
(9:30-15:00 国連大学)

広島・長崎でのイベント検索サイト(Peace Week 2016)はこちら

関連NGO・研究機関資料
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)

リーチング・クリティカル・ウィル

長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)

本ブログにある作業部会関連の過去の記事(主に2016年5月)も合わせてご参照下さい。

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国連作業部会の議長草案、「過半数の国が核兵器禁止条約の2017年交渉開始を求める」」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 再びジュネーブより①:国連作業部会、報告書案改訂版をもとに審議再開 | 核兵器廃絶日本NGO連絡会

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