核の非人道性に関するオスロ会議が3月4~5日に開かれます。ICANは市民社会フォーラムを3月2~3日に開きます

来る3月4~5日、核兵器の非人道性に関するオスロ会議が開催されます。これにあわせて核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)は、市民社会フォーラムをオスロにて3月2~3日に開催します。これらの会議に関する情報を以下に紹介します。

3月4~5日の政府会議のプログラムが発表されました!
日本語訳はこちら
原文はこちら
ノルウェー外務省のウェブサイトに掲載されている概要はこちら

3月2~3日の市民社会フォーラムのプログラムはこちら
(日本語訳は追って掲載します)

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核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)からの呼びかけ

オスロに向けて (★PDF版はこちら

地球上には今日1万9000発にも及ぶ核兵器が存在します。もしそのうちの一発でも爆発するようなことがあれば、それが故意か偶然かにかかわらず幾千もの命が瞬時に奪われます。それだけではありません。核爆発が起こった場合、負傷者に対して迅速な緊急救援を行うことが非常に困難であることは赤十字国際委員会(ICRC)の報告からも分かっています。核兵器がもたらしうるこのような甚大な被害を考えると、核兵器が今も存在し配備され続けているということがいかに非人道的であるかがわかります。

「核兵器を禁止する条約を作ることは急務であり、可能である」・・・このメッセージを広く世に示すため、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)は2013年3月2~3日の二日間にわたって市民社会フォーラムをオスロで開催します。このフォーラムには世界中から数百名におよぶゲストが集まり、演説やワークショップ、そして議論などが行われる予定です。これらのプログラムを通して核兵器に関する知識を深め、刺激をうけ、そして同時にフォーラムを楽しんでほしいというのが私たちICANの願いです。

また、市民社会フォーラム直後の3月4~5日には、ノルウェー政府が核兵器の非人道性に関する国際会議をオスロで開催します。この会議は、核兵器が使用された場合の人道上の影響に焦点をあてることで、その非人道性を各国にきちんと認識してもらうことを目的としています。私たちはこの会議がきっかけとなり、各国政府が核兵器の違法化に取り組んでくれることも期待しています。

地雷の禁止につながった対人地雷禁止条約(1997年)とクラスター弾の禁止につながったクラスター弾に関する条約(2008年)を通してこれまでの軍縮の歴史を振り返ってみると、ある兵器の存在の是非を決めるにあたって、その兵器の非人道性はひとつの非常に重要な争点であることがわかります。これまで約70年にわたって、私たちは核兵器保有国が自国に課された核軍縮の義務を全うし、核兵器を放棄することを待ち続けてきました。しかし結果は芳しくありません。

そんな中、今私たちに求められているのは、核兵器に関する議論を違う角度から見直し盛り立てることです。人類に残虐な影響をもたらしうる核兵器とは共存でいないことを認め、核兵器を直ちに禁止すべく活動を進めていく。このメッセージを持って団結すれば、きっと核廃絶は不可能でないはずです。

ICAN市民社会フォーラムとは?

オスロで開催されるICAN市民社会フォーラムは、核兵器の問題に関心のある市民総勢400名が集まる会合です。同時にこのフォーラムは、より多くの人が核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)に関わる機会でもあります。
このフォーラムには日ごろから核問題、人道問題、政治キャンペーンや国際政治など様々な分野で活躍する市民活動家が一堂に会します。人道支援、環境問題、開発問題や軍縮に関わる団体、また宗教団体、労働組合および若者グループからの代表者のみならず、研究者、学生、ジャーナリストまでもが核兵器の禁止に向けて学び、議論し、行動を起こすために集結するのがこの市民社会フォーラムです。フォーラムは公開イベントとなりますので登録さえすれば誰でも参加が可能です。
市民社会フォーラムの詳細は、こちらから:http://www.goodbyenuk.es/
プログラム概要(日本語)は、こちらから。
登録は、こちらから:http://www.goodbyenuk.es/index.php?p=register

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政府会議とは?

ノルウェー政府主催の核兵器の非人道性に関する国際会議は政府レベルの会合で、世界各国に政府高官と専門家からなる代表団を派遣するよう招待状が送られています。この会合には政府代表団に加えて招待を受けた国際機関と市民団体の参加も予定されています。
この会議では、意図的であるかどうかにかかわらず核兵器爆発が引き起こすとされる人道上の影響について、(1)核兵器の爆発直後の人道上の影響、(2)より広範囲および長期にわたる核爆発の結果、そして(3)核爆発に対する備えと人道支援の3つのワーキング・セッションに分かれて専門家レベルで議論が行われる予定です。
政府が核兵器の人道上の影響を話し合うためのこの会議が、核兵器を実際に禁止していくために必要な具体的な政府間の議論につながってほしいというのがICANの期待するところです。
市民社会フォーラムとは異なり、この国際会議は一般に開かれたものではありません。しかし、招待を受けた市民団体に限り、代表者をこの会議に送ることができることになっています。この会議への市民社会からの貢献がより有意義で効率的になるよう、ICANは市民団体の中心となって市民社会の参画をとりまとめていく予定です。この会議に関する情報を受け取りたい方はhc2013@icanw.orgまでご連絡ください(英語)。
(川崎哲・ICAN共同代表への連絡はこちらから)

今回の国際会議の重要性とは?

地球上には今日1万9000発にも及ぶ核兵器が存在します。もしそのうちの一発でも爆発するようなことがあれば、それが故意か偶然かにかかわらず幾千もの命が瞬時に奪われます。それだけではありません。核爆発が起こった場合、負傷者に対して迅速な緊急救援を行うことが非常に困難であることは赤十字国際委員会(ICRC)の報告からもわかっています。核兵器がもたらしうるこのような甚大な被害を考えると、核兵器が今も存在し配備され続けているということがいかに非人道的であるかがわかります。
今回の国際会議の目的は、核兵器が使用された場合の人道上の影響に焦点をあてることで、その非人道性を各国にきちんと認識してもらうことにあります。また、この会議は、各国政府が核兵器の非合法化への具体的な取り組みを進めるきかっけとなることが期待されます。
これまで核兵器の廃絶に向けて様々な取り組みが行われてきたにもかかわらず、ここ数十年で核兵器を保有する国の数は増える一方ですまた、長らく核を保有してきた国々も保有兵器の近代化を図ってきました。核兵器が持つ人道上の脅威は決して受け容れられるものではありません。その脅威は、核兵器の非合法化していく上で明確な根拠となるでしょう。人道上の脅威を議論の出発点とすれば、国家やその他機関が協力して核兵器の禁止および廃絶を求める条約の締結にむけて着実に行動を起こしていくことは可能なはずです。

ICANとは?

核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)とは、核兵器禁止条約の交渉が開始するよう各国政府を説得し、またその交渉を支援することを目的とした世界規模の市民社会主導のキャンペーンです。ICANは核戦争防止国際医師会議(IPPNW)によって2007年に始められ、現在では60カ国270団体以上がこのキャンペーンにパートナー団体として名を連ねています。ICANは以下のことを国家、国際機関およびその他のアクターに呼びかけています。

  • 核兵器の使用はどのような形であれ破滅的な人道上の危害を及ぼすということを認識すること。
  • 核兵器を禁ずることは非核保有国含むすべての国に共通する普遍的な人道的責務であることを認めること。
  • 核保有国は核兵器を廃絶する責任があることを受け入れること。
  • 核兵器禁止条約の多国間交渉を開始するにあたって、その支援となる行動を直ちに起こすこと。

ICANでは国際運営グループ(ISG)が組織を戦略的に運営しつつ、キャンペーン全体の統率を担い、国際スタッフチーム(IST)が国際キャンペーンの調整全般を行っています。また今回の核兵器の非人道性に関する国際会議開催にあたっては、地域・国レベルのICANの代表者で構成される臨時のプロジェクトチームが作られ、会議の前後および最中のイベントを企画・運営しています。
オスロ会議に関するご質問は、hc2013@icanw.orgまでご連絡ください(英語)。
(川崎哲・ICAN共同代表への連絡はこちらから)

ICANの概要・体制・パートナー団体としての申込み方法はこちらをご参照下さい(PDF版はこちら

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