
核兵器廃絶日本NGO連絡会は、オンラインイベント「苦しむのは誰か 〜ウクライナ危機と核兵器〜」を下記の通り開催します。
続きを読むロシアによるウクライナへの軍事侵攻が、2月24日に開始されました。プーチン大統領は、ロシアが核保有国であることに言及し、27日には核抑止部隊を高度の警戒態勢に置きました。被爆者をはじめ、NGOや市民、学術機関は、ロシアの軍事侵攻とプーチン大統領の発言に反対し、平和と核兵器の廃絶を求める声明や見解を発表しています。それらの声明をご紹介します。
続きを読む核兵器廃絶日本NGO連絡会は「核兵器禁止条約発効1周年 採点!〜日本の核政策 イノベーションは起こせるか〜」を下記の通り開催します。
開催趣旨
この度、核兵器廃絶日本NGO連絡会は、当初2022年1月4日より開催予定であった核不拡散条約(NPT)再検討会議にあたって、核兵器廃絶に向けた外務省への要請書を提出しました(要請書はこちら)。これをもとに、今回のイベントでは、ユース世代を含めた市民社会の視点から日本政府による核軍縮への取り組みの現状を採点方式で評価し、核兵器廃絶に向けて、そこにどのようなイノベーションを起こせるかについて考えます。そして、3月に開催予定の核兵器禁止条約第1回締約国会議、延期されたNPT再検討会議に向かって、核軍縮の流れを後押しします。
日時
2022年1月22日(土)14:00-16:00
開催方式
YouTubeでライブ配信を行います(完全オンライン方式)。
一般公開、無料。視聴はこちら。
※当日時間になりましたら、上記にアクセスして、ご視聴ください。
※取材等のお問い合わせは、nuclear.abolition.japan (a) gmail.com 宛にお願いします。
プログラム(全体120分)
第1部:日本の核政策の評価
・開会あいさつ(2分):遠藤あかりさん(司会)
・核兵器禁止条約発効1周年を迎えて(5分):和田征子さん(日本原水爆被害者団体協議会事務局次長/核兵器廃絶日本NGO連絡会幹事)
・外務省への要請書について(15分):河合公明さん(核兵器廃絶日本NGO連絡会幹事)
・勝手に採点!日本の核政策(60分):パネリストによるディスカッション
・広島からのビデオメッセージ(3分)
第2部:核兵器禁止条約締約国会議に向けて
・締約国会議に向けて(20分):アリシア・サンダース=ザクレさん(ICAN政策調査コーディネーター)、フロリアン・エブレンカンプさん(ICANドイツ理事)、川崎哲さん(ピースボート共同代表/核兵器廃絶日本NGO連絡会共同代表)
・締約国会議に向けた日本の市民社会の取り組み(10分):高橋悠太さん(KNOW NUKES TOKYO共同代表/核兵器廃絶日本NGO連絡会幹事、慶應義塾大学3年)
・閉会あいさつ(3分):田中煕巳さん(核兵器廃絶日本NGO連絡会共同代表)
パネリスト
・小溝泰義さん(元・在ウィーン国際機関日本政府代表部大使)
・中村桂子さん(長崎大学核兵器廃絶研究センター准教授)
・小倉康久さん(明治大学法学部講師)
・中村楓さん・福永楓さん(長崎ユース)
・岡島由奈さん(広島ユース)
主催
主催:核兵器廃絶日本NGO連絡会
協力:KNOW NUKES TOKYO
企画委員
浅野英男(神戸大学大学院博士課程)、遠藤あかり(立命館大学大学院修士課程)、松村真澄(ピースボート)
お問い合わせ
核兵器廃絶日本NGO連絡会(nuclear.abolition.japan (a) gmail.com)
2022年1月4~28日、ニューヨーク国連本部にて核不拡散条約(NPT)再検討会議が開催されます(※)。新型コロナウイルスの影響で、会議へのNGOの参加はオンラインに限られます。それでも世界の多くのNGOは活発に活動を展開します。日本からも多くのNGOが参加します。【追記:本記事を12月28日に最初に投稿した後、NPT再検討会議の開会が延期されるとの見通しが報道され、12月30日、同会議の延期が正式に決定されました。2022年1月にはNPT再検討会議はいかなる形でも開催されないこととなりました。それに伴い、以下の諸行事は変更になる可能性があります。】
また、同会議期間中の1月22日には核兵器禁止条約が発効して1周年を迎えます。3月22~24日には同条約の第1回締約国会議が開催され、日本がこれにオブザーバー参加するかどうかが注目されます。
この時期にNPT再検討会議や核兵器禁止条約に関して日本のNGOが準備している主な活動を以下の通りご紹介します。随時情報を更新します。
2022年1月 4日より開催される核不拡散条約(NPT)再検討会議を前に、12月20日、外務省とNGO・市民との意見交換会が開催されます。意見交換会の終了後、NGO側から提出した要請書の内容や意見交換会の概要と受け止めについて、NGO連絡会の共同代表らが質問に応じます。
意見交換会には、NGO側から15団体19名が参加する予定です(参加者リストはこちら)。外務省側からは上杉謙太郎外務大臣政務官等が出席します。
核兵器廃絶日本NGO連絡会は、9月27日に「核軍縮政策に関する外務省とNGO・市民との意見交換会」を開催しました。そこでの議論も踏まえ、今回、NPT再検討会議において日本政府が目指すべき成果を5項目にまとめ、「核兵器のない世界」に向けた行動を起こすよう要請します(要請書はこちら)。
終了直後記者会見
【日時】12月20日(月)17:15前後から30分程度
【場所】外務省正門前
【形式】ぶら下がり記者会見
【お問合せ】核兵器廃絶日本NGO連絡会
nuclear.abolition.japan[@]gmail.com
意見交換会の取材について
【日時】12月20日(月)16:00開会
【場所・形式】外務省内会議室にて対面形式
【取材】この意見交換会の外務省における担当課は軍備管理軍縮課です。意見交換会の公開部分の取材を希望されるメディアは、同課までお問い合わせください。